木材はもちろんの事、プラスチックやゴム、繊維類や皮革類、更には金属やコンクリート等にまで危害を加えてしまう恐ろしい雑食性昆虫、それがシロアリです。
実際には、多大なる被害を受けている住宅の割合は少ないと言えますが、しかし、北海道北部を除く、日本のほぼ全域で生息していますので、被害を受ける可能性が十分にある事を認識しておかなければなりません。
シロアリ被害の危険が迫っているかどうかは、いくつかの項目で確認できますので、最悪の事態を未然に防ぐ為に、それらをこまめに確認する事が大切です。まずは実物の確認です。
通常のアリに比べて羽が大きく、体が白、あるいは茶色がかっているのがシロアリです。そういった形態の昆虫が集まっているならば、被害にあう可能性があると言えます。次に、蟻道の確認です。
恐ろしいシロアリの駆除は専門業者に依頼するのがベストシロアリは地中から蟻道をつくって建物に侵入する場合が多いので、建物の基礎や束石、土台等に蟻道がないか確かめる必要があります。また、蟻土と呼ばれる木材の割れ目や継ぎ目の妙な盛り上がりもシロアリの仕業ですので、そういった状態になっていないか確認する必要があります。加えて、硬い晩材だけを食べ残す食痕や、乾燥した砂粒状の糞が特徴的ですので、それらがある場合は被害が及んでいる恐れがあります。
そして、木材をハンマー等で叩くと空洞音がしたり、ドライバー等でほじると容易く穴があくような状態、更には、ふすまや雨戸等の動きが悪く、立てつけが悪くなったと感じる状態だと、すでに被害が進行している可能性があります。シロアリの防除は新築時に行っている場合があります。
しかし、年月が経つに連れて、その効力は失われてしまう可能性がありますので、例え万全の防除策を新築時に施していたとしても、被害の前兆が見られるのならば、すぐさま駆除しなければなりません。駆除はホームセンター等で駆除用品を揃えれば、個人でも可能です。しかし、独学、我流の個人の駆除では限界がありますから、専門業者に依頼する事が最善です。
当然の事ながら個人で駆除するよりも費用がかかってしまいますが、最悪の場合、家を失う可能性もある訳ですから、幾分費用がかかったとしても、知識も技術も経験も豊富な専門業者に依頼するのが賢い選択です。